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皮膚科でできる美白治療:ケミカルピーリング

皮膚科の美白治療で短期間でシミを改善|美白ネット

ケミカルピーリングとは?

ケミカルピーリングとは、「剥ぐ」の動詞「peel(ピール)」から来ていて、化学薬品(chemical:ケミカル)を使って皮膚の表面の角質を一定の深さで剥ぐことです。
そもそものケミカルピーリングの理論は、ピーリング剤が皮膚を表面から化学的に溶かし、その後に皮膚が自然に回復する力を利用して、皮膚の再生を促進するというものです。そのため、ピーリングの歴史が長い欧米では、皮膚の深いところまで剥ぐピーリングは、光老化に対する若返り治療とされてきました。
しかし、この理論は傷の瘢痕を残しにくい白人には効果がありますが、我々日本人を含むアジア人種にはあてはまりません。アジア人種では、深いピーリングを行うと、傷が残る場合が多いからです。 そのためアジア人種に対しては、皮膚の浅いところまでピールする浅層ピーリングが主に行われます。

(注)インターネットなどでは個人輸入で海外のピーリング剤が簡単に手に入りますが、このような欧米人と日本人の肌の違いを考えると、自分で判断せずに医師に相談のうえ行うことをおすすめします。

肌の断面から見るピーリングの深さについて|美白ネット

浅いピーリングではメラニンを含んだ古い角質を剥ぐことで、表皮の深いところで新たに表皮細胞が造られ、これと同時に真皮の線維芽細胞がコラーゲンを産生します。そのため、表面の肌質が改善され、たまったメラニンによるくすみは消え、コラーゲンの造成により皮膚の張りがもどり、小ジワが改善するのです。 ケミカルピーリングでの効果を高く引き出すには、ピーリング後の療法が重要です。天然保湿成分を含んだ角質が剥離されるために、保湿剤が必要ですし、皮膚を紫外線から守るメラニンの含有量が減っていることを考えると、紫外線対策も欠かせません。ケミカルピーリングの後に気をつけたいこと|美白ネット

【参考:ケミカルピーリングに用いられる薬品の種類と深さ】
使う薬剤の種類や濃度、pH、塗布時間などにより剥ぐことのできる深さが変わってきます。

レベルI、II 20~30%グリコール酸、20~30%サルチル酸、ジェスナー液、10~20%トリクロロ酢酸
レベルI、II、III 50~70%グリコール酸、35~50%トリクロロ酢酸
レベルIII、IV ベーカーゴードン液、フェノール(濃度88%以上)

ケミカルピーリングはニキビ肌に効果大!

ケミカルピーリングは、症状によって効果的な場合と、あまり効果的でない場合があります。以下に例を挙げますので参考にして、分からない場合は自分で判断せず医師に相談しましょう。

最も効果的な例 ニキビ
効果が期待できる例 毛孔性苔癬、炎症後色素沈着、日光性色素斑、肝斑、雀卵斑(ソバカス)
医師と相談した方が良い例 脂漏性角化症、日光角化症、魚鱗癬、いぼ、水いぼ、アクロコルドン、稗粒腫、シワ
参考:日本皮膚科学会ケミカルピーリングガイドライン2004

※ピーリングで角質層が薄くなると、他の成分が浸透しやすくなるというメリットもあるため、美白成分による治療などと併用されることもよくあります。

古い角質を落とし、ターンオーバーを促進

具体的には、ケミカルピーリングを行うことにより、皮膚には次のような変化が起こります。


皮膚表面に傷などがあると、ピーリング剤が肌の奥まで浸透し、思わぬ強い反応が出ることもあるので、湿疹や傷がある場合には治ってから行うようにしましょう。また、ピーリング前には除毛、脱毛などは行わないようにしましょう。 ピーリングにより角質層が薄くなり、薬品などの成分が浸透しやすくなることから、皮膚科などではレチノイン酸療法などの治療と併用する場合も多くあります。これらの効果については次のページを参考にしてください。