効果的な美白を行うために、まずは肌のしくみを知りましょう
美白を考える前に、まずは基本的なお肌のしくみについて知りましょう。
肌のしくみを正しく理解していれば、シミやくすみができる原因が分かり、より効果的な美白を行うことができるからです。また、間違ったスキンケアなどで肌に負担をかけることも無くなるでしょう。
私たちの肌は、表皮、真皮、皮下組織の3層から出来ています。
一番表に見えるのが表皮(ひょうひ)で、紫外線や細菌などの外的刺激から肌を守る役割があります。表皮の下にあるのが真皮(しんぴ)で、コラーゲンやヒアルロン酸などがあり、肌の弾力を保つ役割があります。一番下にあるのが皮下組織(ひかそしき)で、脂肪を蓄え、クッションのような役割を担っています。表皮の表面には皮脂腺から分泌された皮脂が汗などの成分と混ざり合い、皮脂膜となってほこりや紫外線などから肌を守り、また、肌の水分が蒸発するのを防いでいます。
肌の美しさは、主にこの表皮と真皮によって決まります。
表皮は厚さが0.07~0.2mmという大変うすい層ですが、さらに角質層(かくしつそう)、顆粒層(かりゅうそう)、有棘層(ゆうしょくそう)、基底層(きていそう)と4つの層に分かれます。肌の細胞は表皮の一番下にある基底層で作られ、約14日かけて次第に肌表面の角質層へと押し上げられていきます。角質層は厚さがわずか2000分の1mmで、死んだ細胞である角質細胞が10~20枚ほど重なってできています。角質層に到達した細胞はさらに14日ほどで下から除々に押し上げられて自然に剥がれ落ちます。この一連の流れをターンオーバーといい、美白を考えるうえでとても大切な要素です。
シミの原因となるメラニン色素は表皮の基底層にあるメラノサイトによって作られますが、
健康な肌であればターンオーバーによって角質細胞と一緒に徐々に肌表面へ押し上げられ、排出されます。したがって、ターンオーバーが順調に行われている健康な肌であれば、シミがいつまで残ることは無くなります。
ターンオーバーが乱れると、自然に剥がれ落ちるはずの古い角質がいつまでも剥がれずにたまっていきます。これを「角化不全」といいます。ターンオーバーが乱れると、肌に本来ある天然保湿成分(NMF)が作られにくくなり、肌の乾燥を招きます。また肌がゴワついたり、くすんだ感じになります。いわゆる「キメ」が整っていない状態です。さらに、乾燥した肌はバリア機能が低下し、紫外線などの外的刺激によりさまざまなトラブルを起こしやすくなります。古い角質がいつまでも残っていると、肌の透明感がなくなり、美白の点からも好ましくありません。しっかりスキンケアを行っているのに肌が乾燥する、何となくくすんだ感じがしている、という人はターンオーバーが乱れているのかも知れません。
ターンオーバーが乱れる原因としては、様々な要因があります。一例を上げると、ストレス、栄養のバランスが悪い、睡眠不足など不規則な生活、喫煙、などがあります。また、加齢もターンオーバーを乱す原因と考えられています。
加齢はともかく、それ以外の原因は生活スタイルの見直しなどにより改善できます。美肌を目指す方、効果的な美白のためには、何よりもまずこのターンオーバーの乱れを改善しましょう!
