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メラニンの研究を専門とする美容皮膚科医の豊福先生による連載コラム。メラニンや美白に関する話題を豊福先生が分かりやすく解説してくれます。毎月更新!

豊福先生の美白コラム

豊福先生の美白コラム|美白ネット Vol.5 シミ治療 part2|美白ネット

ビタミンCってなんだろう

ビタミンCは強力な抗酸化物質で、ほとんどの動物はビタミンCを体内でつくりだせますが、人間、サル、モルモットはつくり出すことができないために、食事で採らねばなりません。

ビタミンCが私たちの身体に及ぼす最も重要な役割は、コラーゲンの生成と抗酸化作用です。コラーゲンは身体の組織細胞、歯ぐき、血管、骨、歯の成長とコラーゲンの形成に不可欠です。また、ビタミンCの強力な抗酸化作用は、外界のストレス、紫外線、排気ガス、また通常の呼吸においてさえも発生する体内の活性酸素を除去して、細胞の老化、発癌を防いでいます。

皮膚への主な作用は、美白作用、抗紫外線作用と抗老化作用です。

ビタミンCの主な作用

  • 活性酸素の除去
  • 傷、火傷、歯ぐきからの出血をなおす(コラーゲンの形成)
  • 手術後の傷の治りを早める
  • 血中コレステロール値を下げる
  • ウイルスに対する免疫力を高める
  • 発癌物質から体を守る
  • 体の中の発癌物質(ニトロソアミン)の形成を妨げる
  • 自然の緩下剤(便秘薬)にとなる
  • 静脈中の血栓ができるのを減らす
  • 鉄の吸収を高める
  • アレルギーを抑える
  • 血圧を下げる

ビタミンCを含む食材

βカロチンを多く含む食品
-100g中に含まれるビタミンCの含有量-
食物 含有量(㎎)
ブロッコリー 160㎎
ピーマン 80㎎
カリフラワー 80㎎
トマト 20㎎
レモン 90㎎
80㎎
キウイ 80㎎
メロン 40㎎

ビタミンCは、レモンなどの柑橘系の果物、イチゴ、ブルーベリーなどのベリー類、緑黄色野菜、トマト、ジャガイモ、ピーマン、メロン、カリフラワーなどに多く含まれます。


サプリメントで摂取するには

ビタミンCは最も知られているサプリメントで、錠剤、カプセル、粉末、ドロップなどありとあらゆる形状のものが市販されています。

カプセルや錠剤では、1粒あたり200-500mgのものをよく見かけます。

ちなみに最も一般的な1日あたりの摂取量は500mgから4,000mg(4g)です。ビタミンCは水溶性なので、身体に蓄積することが難しく、一度に多く摂取しても、おしっこから身体の外に排出されてしまいます(摂取後2-3時間で排出)。よって、1日2-4回に分けて摂る方が効果的です。

ビタミンEと一緒に

ビタミンCは単独で存在するより、ビタミンEをとも存在することで、より強力に身体のなかで発生する有害な活性酸素を除去します。
ビタミンEは活性酸素を中和したビタミンCを再度働ける状態にします。サプリメントでビタミンCを採る際には、ビタミンEを補うことも忘れないでください。

喫煙で発生する一酸化炭素は大量のビタミンCを壊すので、喫煙者は大量(1,000-4,000mg程度)のビタミンCを数回に分けて摂取することが薦められます。

薬との同時摂取には気をつけて

体内のビタミンCの量は、飲んでいる薬にも左右されます。たとえば、アスピリン(バファリンなど)はビタミンCの排泄を3倍にしますし、ピルは余分なビタミンCを必要とします。
これらを飲んでいる人も、ビタミンCの摂取が薦められます。

花粉症にも有効

今は花粉症の時期ですが、大量のビタミンCは花粉症などのアレルギーの原因となる血中ヒスタミンを減らすことが知られており、多めのビタミンCをとることを薦めています。


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