ビタミンAは表皮では、角質剥離、ケラチン増殖、ターンオーバー促進、ヒアルロン酸などの保湿成分の沈着を促します。また真皮では、血管新生、コラーゲンの生産促進、皮脂腺の機能を抑制する作用があります。そのため、くすみ、にきび、小じわ、色素沈着(シミ)などに効果があります。
ビタミンAが不足すると、表皮では基底層(新しい細胞がつくられるところ)での細胞分裂が進まないために皮膚のターンオーバー(肌の生まれ変わり)あるいは新陳代謝が遅くなります。細胞内のDNAもその影響を受け、紫外線などで損傷を受けたDNAがあっても、回復が遅くなったり不完全になったりします。また真皮では、皮膚の弾力や張りを保つ健全なコラーゲンやエラスチンが減少するために皮膚はたるみ、弾力を失います。さらに皮膚の血流も滅って血色が悪くなり、青白くなったり土色になったりします。
皮膚のターンオーバー・新陳代謝の低下、皮膚のたるみ、弾力の消失、血色不良? どこかで聞いたような言葉です。そうです。これは、皮膚の老化そのものです。皮膚のビタミンA不足は皮膚の老化あるいはまったく同じ状態を引き起こしているのです。
ということは、ビタミンAを皮膚に補給することは、老化防止になるわけです。
では最もよい方法は? それはビタミンAを皮膚の上に直接塗って浸透させることです。外用によるビタミンAの皮膚の表皮と真皮での老化防止効果をまとめると以下のようになります。
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